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飛蚊症ってなに?
スタッフブログ
2020.09.08

こんにちは(*^-^*)

台風10号が温帯低気圧に変わって、ようやくお天気が落ち着いてきました。

太陽も出てきました。

まだまだ、暑さは続くようですので、体調管理気を付けないとです(>_<)

さて、このところ、お客様との会話で【飛蚊症】というワードをよく耳にします。

飛蚊症って何でしょうか?

今日は、飛蚊症とその原因についてまとめてみました。

 

〔飛蚊症とは・・・〕

黒い糸のようなものや白い線のようなものが視界に浮遊して、目線を変えても常に浮遊して見えます。

黒い点や虫のように見えることもあります。

 

〔原因は・・・〕

先天的なものと、後天的なものが原因の場合があります。

先天的な症状は、本来なら生まれたときになくなる硝子体の血管が残ってしまうことで濁って現れます。

子供の頃から飛蚊症という方はこちらの場合が多いと思われます。

 

もう一つは後天的なものが原因で起こる飛蚊症。

加齢によるもの、また、眼病が原因の場合もあります。

加齢による症状は、硝子体の液体がゼリー状から液状に変化し、収縮して網膜が剥がされていくことで現れます。

ただ、場合によっては他の眼病が隠れていることもあるため、飛蚊症の症状と思われる場合は、先ずは病院で診断を受けて下さい。

「老化やストレスなどによるものですから気にしないで」

「生理的な原因です」

と言われた場合は、特に治療法は今のところないようです。

進行を少しでも食い止めることが大切です。

 

また、最近では老化と言うにはまだ早すぎる若者にも【飛蚊症】は急増していると聞きます。

なぜなのでしょう?

 

それは、飛蚊症の原因にあります。

先ほど、『硝子体の液体がゼリー状から液状に変化し、収縮して網膜が剥がされていくことで現れる』と、言いましたが、このように硝子体を変質させる犯人は、【活性酸素】です。

 

ヒトはものを見る時に、外から入った光を 目のレンズを通し「網膜」 に写して映像を結びます。この時、有害な紫外線も同時に浴びています。この紫外線が目に入ると、硝子体中に【活性酸素】が発生し、 その結果たんぱく質や脂質が酸化されてしまいます。

 

若い時や体の免疫機能が正常であれば、目に発生した 【活性酸素】 をすぐに分解する「酵素」が分泌されるので、硝子体の組織の酸化を抑え、飛蚊症を防いでくれます。
しかし年をとるごとに、この「酵素」の分泌が減少するため、組織の酸化を抑えきれず、その結果症状の発症となります。

 

では、なぜ、今、若者にも飛蚊症が急増していると言われているのか・・・

一つは、生活環境の変化や食生活の乱れで若い方でも「酵素」の分泌が減少し、飛蚊症になる方が急増している。

また、現代では、パソコンやスマートフォンなどの急速な普及とともに使用時間も増加しているので、その分、ブルーライトなどの有害な強い光をより多く浴びていることになります。その結果、若者の間でも飛蚊症が急増しているのです。

この活性酸素を放置すると、目の毛細血管や動脈を酸化させて、血管を脆くし血液が正常に流れなくなり、目の細胞が栄養不足、酸素不足になりさらに活性酸素や老廃物が蓄積し、目の組織は弱まっていき・・眼病へと進行していくのです。

目の病気(飛蚊症、白内障、緑内障、黄斑変性症、糖尿病網膜剥離)のほとんどは血管の目詰まりと言われています。

 

だから、飛蚊症だけでなく、目の健康を保つ為には血液の循環を良くして活性酸素を自ら除去できる状態に整えておくことが大切です。

そして、自分では体内で作ることができない【ルテイン】を食べ物から摂取することも大切です。

【ルテイン】は眼球内の「水晶体」と「黄斑部」に蓄積されていて、眼球内に届いてしまった紫外線などを分解する働きや目の機能自体を高める働きがあります。

ルテインについてはこちらの記事もご覧ください。

 

 

もともと目は脳から飛び出してきたもので、脳細胞と網膜の細胞は同じ成分だそうです。脳の老化と同時に目も衰えてきますが、その逆も言えますね。

目の健康は脳への健康にも繋がります。『見えない』ことを放置しておくと脳も老化が進むというわけです。

若々しい脳を保つ為にも、目の健康を意識しておきたいですね!!

 

 
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